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可変思考

光文社文庫 ひ4−2

出版社名 光文社
出版年月 2006年12月
ISBNコード 978-4-334-74176-1
4-334-74176-2
税込価格 565円
頁数・縦 276P 16cm

商品内容

要旨

可変とは変わる自由。ただし、表面を変えるのではない。次元を変えることだ。21世紀に入り、世界は益々多様化し日々変動している。現在にこそ、多次元を考える「可変思考」は深い意味を持つ。その思考法の生活・仕事・教育への応用を著者は提言。数式はなし。卑近な例を上げての解説は明瞭でユニーク。豊かな経験と学識に裏打ちされた大数学者のエネルギーに満ちた好著。

目次

1 可変思考が創造を生む(「可変性」が人間とロボットを分ける
引いてダメなら足してみよう ほか)
2 可変思考が問題を解決する(“ウォント”こそが発明の母である
挫折を経験しない者は強くなれない ほか)
3 可変思考で発想を転換する(自分独自のパラメーターをもつ
行き詰まったら、違う次元で考えてみる ほか)
4 可変教育が能力を開発する(親は子供に対して可変座標をもつべきだ
「学力」とは「学びとる力」である ほか)

著者紹介

広中 平祐 (ヒロナカ ヘイスケ)  
1931年、山口県生まれ。数学者。京都大学理学部卒業。ハーバード大学教授、京都大学教授を歴任。’70年、フィールズ賞受賞。’75年、文化勲章受章。’92年、ハーバード大学名誉教授。’96年、山口大学学長に就任。また2004年より創造学園大学の初代学園長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)