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日本紀行 「埋もれた古城」と「切支丹の里」

知恵の森文庫 え1−6

出版社名 光文社
出版年月 2006年2月
ISBNコード 978-4-334-78407-2
4-334-78407-0
税込価格 796円
頁数・縦 405P 16cm

商品内容

要旨

知られることなく見捨てられ、廃墟と化した戦国時代の山城を訪ねる「埋もれた古城」。迫害と鎖国により、数奇な運命をたどったキリシタンたちの足跡を追う「切支丹の里」。“敗軍と禁教徒”という弱者の悲劇を背負った土地を歩き、失われた風景の中に日本人の心理を見出す歴史紀行。取材時の写真を収録した新編集版。

目次

埋もれた古城(山城愛好者の弁
関東小豪族の悲劇を象徴する箕輪城
家康の苦悩がこもる二俣城、高天神城
切支丹の哀史を秘める日之枝城
身近な城あと世田谷城 ほか)
切支丹の里(切支丹と遺跡―長崎とその周辺
一枚の踏絵から
キリシタン時代―日本と西洋の激突
切支丹時代の智識人
日記―フェレイラの影を求めて ほか)

おすすめコメント

“敗軍と禁教徒”という弱者の悲劇を背負った土地を歩き、失われた風景の中に日本人の心理を見出す歴史紀行。取材時の写真を収録した新編集版。解説・安部龍太郎

著者紹介

遠藤 周作 (エンドウ シュウサク)  
1923(大正12)年3月27日、東京生まれ。満州大連、神戸と渡り、11歳のときにカトリックの洗礼を受ける。慶應義塾大学文学部仏文科卒。日本人がキリスト教の神と愛をいかにうけとめ、いかに生きるかを、文学のテーマとする。『海と毒薬』『沈黙』などの小説を発表する一方、数々のエッセイを手がけ、いまも多くの読者を魅了し続けてやまない。1996年9月29日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)