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十頁だけ読んでごらんなさい。十頁たって飽いたらこの本を捨てて下さって宜しい。 狐狸庵先生の心に届く手紙

出版社名 海竜社
出版年月 2006年8月
ISBNコード 978-4-7593-0949-2
4-7593-0949-7
税込価格 1,650円
頁数・縦 246P 20cm

商品内容

要旨

46年目の遺稿。没後10年、奇跡的に発見された幻の原稿。天国からの贈りもの。

目次

一寸したことであなたの人生が変る
筆不精をなおす一寸したこと
手紙を書くときに大切な一寸したこと
オリジナルな表現を身につける一寸した遊戯
真心を伝える書き出しの一寸したこと
返事を書く時に大切な一寸したこと
病人への手紙で大切な一寸したこと
相手の心をキャッチするラブ・レターの一寸したこと―男性篇
彼女に関心を抱かせる恋文の一寸したこと―男性篇
彼女を上手くデートに誘う一寸したこと―男性篇
恋愛を断る手紙で大切な一寸したこと―女性篇
知人・友人へのお悔やみ状で大切な一寸したこと
先輩や知人に出す手紙で大切な一寸したこと
手紙を書く時の文章について、大切な一寸したこと

おすすめコメント

遠藤周作先生没後10年目に、奇跡的に発見された幻の遺稿。 内容は、遠藤先生自らが懇切丁寧に指南する“一寸したこと”で人生が変わる手紙の書き方。 「真心を伝える書き出しの一寸したこと」「病人への手紙で大切な一寸したこと」 「彼女を上手くデートに誘う一寸したこと」など。 手紙一つに「いかに自分の気持ちを込めるか」「相手の心を揺り動かすか」、 「そのために一番大切なことは何か」が、ユーモアいっぱいに描かれている。 携帯やメールで安易にやり取りし、人と人との絆が希薄になった現代への提言書でもある。

著者紹介

遠藤 周作 (エンドウ シュウサク)  
1923年3月27日東京生。慶應大学仏文科卒。学生時代から『三田文学』にエッセイや評論を発表。55年『白い人』で芥川賞獲得。66年『沈黙』により谷崎賞受賞。1995年には文化勲章受章。生涯をかけた壮絶な人間の生と死、信仰を見つめ続け、『海と毒薬』『沈黙』『深い河』などの純文学作品を世に問う。また、“狐狸庵仙人”を名乗り、女性たちに圧倒的支持を受けたユーモア小説やエッセイを発表し、そのユーモア精神で多くの人に愛された。1996年9月、惜しまれつつ急逝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)