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万年東一 上

角川文庫 み30−2

出版社名 角川書店
出版年月 2008年9月
ISBNコード 978-4-04-370402-6
4-04-370402-X
税込価格 692円
頁数・縦 411P 15cm
シリーズ名 万年東一

商品内容

要旨

昭和十三年、社会大衆党党首、安部磯雄を襲撃した万年東一は、右翼からもヤクザからも神格化され、一躍、時の人になった。金はいくらでも融通がきき、言い寄ってくる女も跡を絶たない。だが、そんな折、万年は、華僑の貿易商から、ある情報を掴み、海を渡る決意をする。向かう先は欲望と虚飾と権謀術数に満ちた魔都上海。“愚連隊の神様”万年東一が大陸のならず者どもと命を賭けて渡り合う。血沸き肉躍るアウトローロマンの傑作。

おすすめコメント

誇りを失った豚は食われるしかない。昭和の裏社会史を彩る伝説のアウトロー万年東一。安部磯雄事件で男を上げ、海を渡って戦禍の上海へ。大陸のならず者どもが待ち受ける。

著者紹介

宮崎 学 (ミヤザキ マナブ)  
1945年、ヤクザの組長の息子として京都で生まれる。早大法学部時代にはゲバルト隊長として数々の戦闘に。中退後は「週刊現代」記者を経て家業の解体業を継ぐ。奮闘及ばず30億円の借金を抱えて倒産。その後作家活動へ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)