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万年東一 下

角川文庫 み30−3

出版社名 角川書店
出版年月 2008年9月
ISBNコード 978-4-04-370403-3
4-04-370403-8
税込価格 817円
頁数・縦 555P 15cm
シリーズ名 万年東一

商品内容

要旨

上海から帰国したのも束の間、万年東一は赤紙を受け取った。五年間、兵隊として中国大陸を彷徨し復員。東京は焼け野原と化し、かつての古巣・新宿では、闇市の権益を巡って組同士が対立、さらにアジア系外国人グループが跳梁跋扈していた。闇市の用心棒としてヤクザの仲裁役を請け負う万年の許には、一筋縄ではいかない相談事が次々に舞い込んでくるが…。伝説のアウトローの破天荒で痛快な半生を描く。

おすすめコメント

金に執着すると人間は腐る。ヤクザ・不良外人がシノギを削る闇市は完全に無法地帯。闇市の用心棒・万年の元には、相談事が引きも切らない。“愚連隊”の神様と呼ばれた破天荒で痛快な半生。

著者紹介

宮崎 学 (ミヤザキ マナブ)  
1945年、ヤクザの組長の息子として京都で生まれる。早大法学部時代にはゲバルト隊長として数々の戦闘に。中退後は「週刊現代」記者を経て家業の解体業を継ぐ。奮闘及ばず30億円の借金を抱えて倒産。その後作家活動へ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)