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近代文化史入門 超英文学講義

講談社学術文庫 1827

出版社名 講談社
出版年月 2007年7月
ISBNコード 978-4-06-159827-0
4-06-159827-9
税込価格 1,155円
頁数・縦 313P 15cm

商品内容

要旨

今まで何の関係もないと思われていた二つのものが、一つであることを知ることこそ、魔術・マニエリスムの真諦である。そして、これこそが究極の「快」である。光学、辞典、哲学、テーブル、博物学、造園術、見世物、文字、貨幣、絵画、王立協会…。英国近代史を俯瞰し、歴史の裏に隠された知の水脈を、まるで名探偵ホームズのように解明する「脱領域の文化学」の試み。

目次

プロローグ 「超」英文学事始め
第1章 シェイクスピア・リヴァイヴァル
第2章 マニエリスムとは何か―驚異と断裂の美学
第3章 「ファクト」と百科―ロビンソン・クルーソーのリアリズム
第4章 蛇行と脱線―ピクチャレスクと見ることの快
第5章 「卓」越するメディア―博物学と観相術
第6章 「こころ」のマジック世紀末―推理王ホームズとオカルト
第7章 子供部屋の怪物たち―ロマン派と見世物
エピローグ 光のパラダイム

おすすめコメント

科学、美学、社会学、歴史学、哲学、辞典学、庭園術、観相学、博物学……。あらゆる知の領域を繋ぎ合わせて、紡ぎ出す、奇想天外にして、正統な近代視覚文化論。

出版社・メーカーコメント

ニュートンと庭と絵と文学はつながっている科学、美学、社会学、歴史学、哲学、辞典学、庭園術、観相学、博物学……。あらゆる知の領域を繋ぎ合わせて、紡ぎ出す、奇想天外にして、正統な近代視覚文化論。

著者紹介

高山 宏 (タカヤマ ヒロシ)  
1947年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。批評家。翻訳家。専門は、文化史学、視覚文化論、18世紀英文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)