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父親

集英社文庫 え2−12

出版社名 集英社
出版年月 2009年6月
ISBNコード 978-4-08-746452-8
4-08-746452-0
税込価格 935円
頁数・縦 491P 16cm
シリーズ名 父親

商品内容

要旨

化粧品会社で商品開発の担当部長として活躍する石井菊次とスタイリストの仕事に打ち込む娘の純子。父と娘は世代の隔たりを感じつつも穏やかに暮していたが、純子の不倫の恋が親子に大きな溝を生む。しかもその相手は、石井がかつて恋した女性と思わぬ縁で繋がっていた。衝撃を受ける彼を、新商品を巡る社内抗争が襲う。洗練された都会の街並を背景に青春のほろ苦さと家族の情愛を描く長編小説。

出版社・メーカーコメント

娘の不倫にとまどう父親。家族の再生を描く 石井は化粧品会社の部長職を務める56歳。平穏な生活は、娘の純子が妻子ある実業家と恋に落ちたことから一転。娘の不倫の恋に父親はどう対処すべきなのか。家族の再生を描く長編。(解説/尾崎秀樹)

著者紹介

遠藤 周作 (エンドウ シュウサク)  
1923〜96年。東京生まれ。慶應義塾大学仏文科卒業。学生時代から『三田文学』にエッセイや評論を発表。55年「白い人」で第33回芥川賞、66年「沈黙」により第2回谷崎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)