くちびるに歌を
| 出版社名 | 小学館 |
|---|---|
| 出版年月 | 2011年11月 |
| ISBNコード |
978-4-09-386317-9
(4-09-386317-2) |
| 税込価格 | 1,650円 |
| 頁数・縦 | 285P 20cm |
書店レビュー
総合おすすめ度:
全1件
-
-
合唱コンクールに挑む中学校合唱部が舞台
-
おすすめ度
- けやき書房 (大阪府堺市中区)
中学校の合唱部が舞台。自ら存在感のないと思う男子中学生が主役。
中盤以降物語は盛り上がり、感動のラストが用意されている。(2012年2月28日)
-
おすすめ度
-
商品内容
| 文学賞情報 |
2012年
第61回
小学館児童出版文化賞受賞 |
|---|---|
| 要旨 |
拝啓、十五年後の私へ。中学合唱コンクールを目指す彼らの手紙には、誰にも話せない秘密が書かれていた―。読後、かつてない幸福感が訪れる切なくピュアな青春小説。 |
| 出版社 商品紹介 |
ベストセラー作家の覆面作家・中田永一氏が、アンジェラ・アキさんの「手紙〜拝啓十五の君へ〜」に鼓舞されて描いた、長崎・五島を舞台にした長編青春小説。 |



出版社・メーカーコメント
書店員さん大注目作家・中田永一!長崎県五島列島のある中学合唱部が物語の舞台。合唱部顧問の松山先生は産休に入るため、中学時代の同級生で東京の音大に進んだ、元神童で自称ニートの美しすぎる臨時教員・柏木に、1年間の期限付きで合唱部の指導を依頼する。それまでは、女子合唱部員しかいなかったが、美人の柏木先生に魅せられ、男子生徒が多数入部。ほどなくして練習にまじめに打ち込まない男子部員と女子部員の対立が激化する。夏のNコン(NHK全国学校音楽コンクール)県大会出場に向け、女子は、これまで通りの女子のみでのエントリーを強く望んだが、柏木先生は、男子との混声での出場を決めてしまう。一方で、柏木先生は、Nコンの課題曲「手紙〜拝啓十五の君へ〜」にちなみ、十五年後の自分に向けて手紙を書くよう、部員たちに宿題を課していた。提出は義務づけていなかったこともあり、彼らの書いた手紙には、誰にもいえない、等身大の秘密が綴られていた−−。