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時代小説アンソロジー 5

変事異聞

小学館文庫 な3−5

出版社名 小学館
出版年月 2007年7月
ISBNコード 978-4-09-408186-2
4-09-408186-0
税込価格 628円
頁数・縦 300P 16cm
シリーズ名 時代小説アンソロジー

商品内容

要旨

シリーズ完結となる、テーマ別アンソロジーの第五弾。桐野利秋を襲った男と桐野との維新後の短い厚誼。岩倉使節団でのサンフランシスコにおける、伊藤博文の名演説誕生秘話。応天門の変、放火の真犯人と黒幕を探る推理と洞察。大化の改新の遠因にもなった、時を示す漏刻の誕生まで。大坂夏の陣での、豊臣秀頼の“薩摩落ち”の真相とは。戊辰戦争時の、幕軍の敗残兵と人妻の不思議な道行きとその後。一刀流の祖、伊東一刀斎の若き日々。古代から維新にわたる激動する時代のなかで、難局に相対した人間を見事に捉えた作品集。

おすすめコメント

縄田一男氏の選による、時代小説の傑作短編集の最終巻は、時代の激動期の有名な事件や意外なエピソードがテーマ。池波正太郎、南條範夫、新田次郎、山手樹一郎、松本清張、古川薫、羽山信樹による名作7編。

出版社・メーカーコメント

桐野利秋を襲った男と桐野との維新後の友情。応天門の変の真犯人をめぐる推理を洞察。大化の改新の遠因にもなった、時を示す漏刻の誕生まで。戊辰戦争時、幕軍の敗残兵と人妻との不思議な縁。大坂夏の陣での豊臣秀頼の“薩摩落ち”の真相とは。岩倉使節団でのサンフランシスコにおける伊藤博文の名演説秘話。一刀流の祖、伊東一刀斎の若き日々。時代の変動期に、そして大事件に直面した人間を見事に捉えた名品集。シリーズ完結!

著者紹介

縄田 一男 (ナワタ カズオ)  
1958年、東京に生まれる。専修大学大学院文学研究科博士課程修了。歴史・時代小説を中心に文芸活動を続けている。『時代小説の読みどころ』で中村星湖文学賞受賞。『捕物帳の系譜』により大衆文学研究賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)