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親鸞のこころ 永遠の命を生きる

小学館文庫 う7−6

出版社名 小学館
出版年月 2008年1月
ISBNコード 978-4-09-408241-8
4-09-408241-7
税込価格 524円
頁数・縦 221P 16cm

商品内容

要旨

「悪人正機」説を超える教えの真髄とは?親鸞の思想が混迷する現代社会を救う…。

目次

1部 親鸞のこころ(師と弟子
深い懺悔の宗教詩人
親鸞思想の真髄「二種廻向」)
2部 時代を拓いた求道者たち(泰澄―白山に神と仏の化現を見る
良源―日本精神の転換点に立つ
覚鑁―空海を究め独自の密教世界を拓く
世阿弥の能―「鵺」について)

おすすめコメント

日本人に最も親しまれている仏教者、親鸞の教えの真髄は「二種廻向」だという。人は死ぬと浄土に往き、またこの世に生まれ変わって来る。この生死の繰り返しによって、われわれは永遠の命を生きているのである

出版社・メーカーコメント

 日本人にもっとも親しまれている仏教者、親鸞の教えの真髄とは何か。それは「悪人正機説」を超える「二種廻向」の教えだという。つまり人は死ぬと浄土に往き、やがてまたこの世に生まれ変わってくる。この生死の繰り返しによって、われわれは永遠の命を生きているのである。永遠の命に思いを馳せたとき、われわれは自然と共生し、家族や社会を支える倫理感を回復し、安静で充実した人生をおくることができると著者は説く。

著者紹介

梅原 猛 (ウメハラ タケシ)  
1925年、仙台市生まれ。京都大学哲学科卒。立命館大学教授、京都市立芸術大学学長、国際日本文化研究センター初代所長など歴任。主著に『隠された十字架』(毎日出版文化賞)、『水底の歌』(大佛次郎賞)などがあり、「梅原古代学」「梅原日本学」と呼ばれる著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)