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真説「日本武将列伝」

小学館文庫 い1−22

出版社名 小学館
出版年月 2009年2月
ISBNコード 978-4-09-408354-5
4-09-408354-5
税込価格 628円
頁数・縦 315P 16cm

商品内容

要旨

戦国時代を見よ!まず謎めいた北条早雲があらわれた。織田信長がいた、明智光秀がいた、武田信玄がいた、上杉謙信がいた、直江兼続もいた。江戸時代はどうだ。松平忠直がいた、天草四郎時貞がいた、大石内蔵助もいた。大塩平八郎がいた、そして幕末には高杉晋作や坂本龍馬などがあらわれたではないか。綺麗星のごとくあらわれた、英雄、梟雄、軍師たちには「歴史の段階的発展理論」など関係ない。運命にのぞみ、人間くさく立ち振る舞い、闘い、倒れ、そして日本の歴史を燦然と輝かせた。その魅力を、『逆説の日本史』の著者が、異色の武将列伝として描き出した。

目次

北条早雲―五十六歳から戦国大名に
斎藤道三―修正されたスーパースター像
松永久秀―中年をすぎて登場した梟雄
北条氏康―群雄割拠の関東を制圧
武田信玄―最強軍団の意外な弱点
柴田勝家―鬼柴田とよばれた猛将
生駒親正―豊臣政権の「監査役」的老将
明智光秀―なぜ本能寺の変を起こしたか
石川数正―ヘッドハンティングされた武将
上杉謙信―天下を取らない正義漢〔ほか〕

おすすめコメント

景勝に上杉家の後継者を勝ち取らせ、五大老の地位にまで昇らせた直江兼続こそ「軍師」の名にふさわしい戦国武将だった−」逆説の日本史」の著者が、戦国から幕末までの63武将を実像に基づいて描いた異色の列伝。

著者紹介

井沢 元彦 (イザワ モトヒコ)  
作家。1954年愛知県名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒業。TBS報道局記者時代の80年『猿丸幻視行』で第二六回江戸川乱歩賞受賞。以後作家活動に専念する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)