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壊れる日本人再生編

新潮文庫 や−8−21

出版社名 新潮社
出版年月 2008年11月
ISBNコード 978-4-10-124921-6
4-10-124921-0
税込価格 482円
頁数・縦 290P 16cm

商品内容

要旨

子供の学力が落ちている。気持をきちんと言葉にする力が低下したためという。仕事や研究の専門分化が進み、広く社会に目を向けない大人たちも、自分の言葉で考えるのが苦手だ。ネット社会の進化の中で、豊かな感情表現を持つ日本語に恵まれたはずの私たちの感覚は麻痺し、言語表現力が劣化している。この国をどう持ちこたえさせるのか、具体的な提案。

目次

石に言葉を教える
高速道路を豚が走る
「学力」とは点数のこと?
こまった時のカナ文字語頼み
専門バカの作り方
トラウマの発見
ローソクの炎、それは私です
ユーモア背負って死出の旅
雪の国のパイナップル
十四年目にやってきた男の出番
いいぞ、鈴木さん、山間の“読書塾”
町よ、村よ、絵本館を作れ!

おすすめコメント

ネット社会の進化の中で、私たちの感覚は麻痺し、言語表現力は劣化した。日本をどう持ちこたえさせるか、具体的な処方箋を提案。

著者紹介

柳田 邦男 (ヤナギダ クニオ)  
1936(昭和11)年、栃木県生れ。’95(平成7)年『犠牲―わが息子・脳死の11日』とノンフィクション・ジャンルの確立への貢献に対し菊池寛賞、2005年『エリカ 奇跡のいのち』で日本絵本賞翻訳絵本賞受賞。災害・事故・公害問題や、生と死、言葉と心の危機、子どもの人格形成とメディア等の問題について積極的に発言している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)