• 本

平松洋子の台所

新潮文庫 ひ−24−2

出版社名 新潮社
出版年月 2008年5月
ISBNコード 978-4-10-131652-9
4-10-131652-X
税込価格 649円
頁数・縦 299P 16cm

商品内容

要旨

「電子レンジ、捨てるよっ」―家族に宣言し、平松さんは文明の利器を追放した。代わりに台所で活躍するのは…中国の蒸篭、韓国の石鍋、インドのスパイスボックス、李朝の灯火器、タイの石うす、ブリキの米びつ。古い水道管を花器にしたり野菜を飾ったり。少しの時間と手間、身近な道具をめでる目で、毎日はこんなにもゆたかで美しくなる。暮らしの達人の日常を紹介する。

目次

買い物のオニ(無骨なやつですが―「鉄の掛花」
買い物のオニ―「李朝の灯火器」 ほか)
あさってのキムチ(知足―「ブリキの米びつ」
煮ものの時間―「煮染め皿」 ほか)
朝の人生修業(珊瑚の箸置きの場合―「箸置き」
ソンベの手ぬ花―「ベトナムのうつわ」 ほか)
ひとりぼっちになりたいときは(風を呼吸する布―「ポジャギ」
直球勝負の花―「炭の花留め」 ほか)

著者紹介

平松 洋子 (ヒラマツ ヨウコ)  
1958(昭和33)年、倉敷市生れ。東京女子大学卒業。フードジャーナリスト、エッセイスト。世界各地に取材し、食文化と暮らしをテーマに執筆している。著書に『買えない味』(Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)