鍵のかかった部屋 5つの密室
新潮文庫 し−21−104 nex
| 出版社名 | 新潮社 |
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| 出版年月 | 2018年9月 |
| ISBNコード |
978-4-10-180136-0
(4-10-180136-3) |
| 税込価格 | 649円 |
| 頁数・縦 | 296P 16cm |
書店レビュー
総合おすすめ度:
全1件
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あなたが密室を作ったらどんな物語が生まれるでしょうか
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おすすめ度
- うつのみや上林店 (石川県野々市市)
執筆陣は似鳥鶏、友井羊、彩瀬まる、芦沢央、島田荘司の5名です(以上敬称略)。
このアンソロジーは、同じトリックを使って密室を作ることを条件に書かれた短編を編んだもので、5人の作家が趣向を凝らして書きあげています。
どの話もミステリ的な仕掛けが施されています。ですがすべてが推理小説というわけではありません。作家の個性がくっきりと表されているそれぞれの短編を読み進めていくのは、さながらいろんな味を楽しめる幕の内弁当をいただいているようでした。
推理物だけを期待して読むとちょっと当てが外れた気持ちになる人がいるかもしれません。でもむしろ推理物が苦手な人を含めた、いろんな人に気軽におすすめできる一冊ではないかと思います。(2018年9月21日)
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おすすめ度
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商品内容
| 要旨 |
これが、トリックです。本来ネタバレ厳禁の作中トリックを先に公開してミステリを書くという難題に、超豪華作家陣が挑戦!鍵と糸―同じトリックから誕生したのは、びっくりするほど多彩多様な作品たち。日常の謎あり、驚愕のどんでん返しあり、あたたかな感涙あり、胸を締め付ける切なさあり…。5人の犯人が鍵をかけて隠した5つの“秘密”を解き明かす、競作アンソロジー。 |
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