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王朝小説集

〔ランダムハウス講談社文庫〕 あ2−1

出版社名 武田ランダムハウスジャパン
出版年月 2007年8月
ISBNコード 978-4-270-10117-9
4-270-10117-2
税込価格 968円
頁数・縦 462P 15cm

商品内容

要旨

黒澤映画の原作となった「羅生門」と「藪の中」をはじめ、リアルな人間心理を克明に描き出す奇譚・悲喜劇の数々。「今昔物語集」「宇治拾遺物語」等に題材を得た王朝小説16篇を収録したオリジナル企画の短篇集。天才作家・芥川龍之介が最も得意にした日本の中世が今いきいきとよみがえる。

著者紹介

芥川 龍之介 (アクタガワ リュウノスケ)  
1892‐1927。東京生まれ。第一高等学校から東京大学英文科に進学。大学在学中に菊池寛、久米正雄らとともに同人誌「新思潮」(第三次)を刊行。英文学の和訳から作家活動をはじめ、1915年に「羅生門」を発表。16年には、「新思潮」に掲載した「鼻」を漱石が絶賛し、作家としての地位を確立した。大阪毎日新聞の海外視察員として、21年に5ヵ月間、中国に滞在。27年、体調不良と「唯ぼんやりとした不安」を理由に、服毒自殺を遂げた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)