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夏目漱石『坊っちゃん』をどう読むか

文芸の本棚

出版社名 河出書房新社
出版年月 2017年5月
ISBNコード 978-4-309-02574-2
4-309-02574-9
税込価格 1,980円
頁数・縦 223P 21cm

商品内容

目次

石原千秋『坊っちゃん』はどう読まれてきたか
対談 いとうせいこう×奥泉光―文芸漫談 ちょっと淋しい童貞小説『坊っちゃん』
インタビュー 河合隼雄 聞き手=小森陽一・石原千秋―坊っちゃんのサイコロジー
エッセイ 小林信彦―“坊っちゃん”と“うらなり”『うらなり』創作ノート
小森陽一―『坊つちやん』の七不思議
大澤真幸―坊っちゃんは水甕の中から出られるのか
小田島恒志―戯曲翻訳家から見た『坊っちゃん』の語り
文月悠光―ごめんね、坊っちゃん
小平麻衣子―聞こえてくるのは誰の声か?揺れる発話表記
伊藤かおり―“ポスト・トゥルース”の時代に読む『坊っちゃん』〔ほか〕

おすすめコメント

漱石生誕150年。絶大な人気を誇る名作はいかに読まれうるか。小森陽一、大澤真幸らのエッセイに加え、これまでの『坊っちゃん』をめぐる対談、評論等をベストセレクション。

著者紹介

石原 千秋 (イシハラ チアキ)  
1955年、東京都生まれ。早稲田大学教育・総合科学学術院教授。専攻は日本近代文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)