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アロハで猟師、はじめました

出版社名 河出書房新社
出版年月 2020年5月
ISBNコード 978-4-309-02887-3
4-309-02887-X
税込価格 1,760円
頁数・縦 236P 19cm

商品内容

要旨

獣害に苦しむ近隣農家に乞われ始めた猟師生活。野蛮で暴力的だと思っていたその世界は、この社会から“ばっくれて生きる”ための知恵がたくさん詰まっていた。鴨を追いかけ、鹿を捌き、猪と格闘して掴んだ資本主義のカラクリ、生と死の手触り、五感の回復…これからの「世界」と「生きること」をワイルド・サイドから考えた、七転八倒のドキュメント。

目次

第1章 わたしは鉄砲撃ちになった
第2章 特別公開 鴨猟事始めマニュアル
第3章 わたしは肉屋にもなった
第4章 暴力について考えた
第5章 「完全人力田植え」始末記
第6章 わたしは罠師にもなった
第7章 死すべきときに死ね
第8章 善く、生きろ
第9章 わたしは食肉ブローカーにもなりそうだ
終章 ばっくれるための実践的贈与経済

おすすめコメント

都会育ちの素人猟師が、鴨を追いかけ、鹿を捌き、猪と格闘するなかで知ったこの社会の歪んだ構造と、自然や命の姿。狩猟を通じて人間の生き方を考える、痛快ノンフィクションの登場!

著者紹介

近藤 康太郎 (コンドウ コウタロウ)  
作家、評論家、新聞記者。1963年、東京・渋谷生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)