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現代誘惑論

遠藤周作初期エッセイ

出版社名 河出書房新社
出版年月 2023年7月
ISBNコード 978-4-309-03118-7
4-309-03118-8
税込価格 1,980円
頁数・縦 219P 20cm

商品内容

要旨

「愛」とは「情熱」の終わったところから始まる。一人の男と一人の女が、生涯離れず生きつづけること―究極の「愛」にせまる、単行本初収録作品の数々!

目次

1(現代誘惑論)
2(交際と恋愛の処方箋―あなたはどうすればよいか
二つの危険 ほか)
3(もう遅い、手遅れだ
浮気十戒 ほか)
4(無名のヴァイオリニスト
ロビンヌ夫人―異国で知った第二の母 ほか)
5(心苦しい善意
気胸 ほか)

出版社・メーカーコメント

遠藤周作生誕100年企画。単行本未収録の幻のエッセイの中から、表題作他、恋愛論を中心に貴重な美しい作品の数々を収録。真の愛の姿を追求した、若き日の鮮やかな筆致が蘇る!

著者紹介

遠藤 周作 (エンドウ シュウサク)  
1923年、東京生まれ。幼年期を旧満州大連で過ごす。神戸に帰国後、十二歳でカトリックの洗礼を受ける。慶應義塾大学仏文科卒業。50年から53年までフランスに留学。一貫して日本の精神風土とキリスト教の問題を追究する一方、ユーモア小説や歴史小説、戯曲、「狐狸庵もの」と称される軽妙洒脱なエッセイなど、多岐にわたる旺盛な執筆活動を続けた。55年「白い人」で芥川賞、58年『海と毒薬』で新潮社文学賞、毎日出版文化賞、66年『沈黙』で谷崎潤一郎賞、79年『キリストの誕生』で読売文学賞、80年『侍』で野間文芸賞、94年『深い河』で毎日芸術賞、95年文化勲章受章。96年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)