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対論現場の作家たち 「新潮」元編集長は語る

出版社名 河出書房新社
出版年月 2025年11月
ISBNコード 978-4-309-03240-5
4-309-03240-0
税込価格 2,860円
頁数・縦 240P 20cm

商品内容

要旨

組合せで読む今が旬、今も旬、な現代作家論。文芸誌の現場を去って20年、民俗研究の著述活動を続けてきた著者が、満を持して、ついに文学の現場に還ってきた!今日に至る作家たち24人の文学を掘り下げる、現場感覚の文学ガイド。

目次

1 自由と拘束 安部公房vs三島由紀夫
2 弱者の抵抗 安岡章太郎vs遠藤周作
3 遅れて来た青年 開高健vs大江健三郎
4 原型回帰 古井由吉vs小川国夫
5 よみがえる野性 中上健次vs津島佑子
6 グラウンド・ゼロ 村上龍vs村上春樹
7 脱出と逃亡 島田雅彦vs高橋源一郎
8 見えないものを見る 佐伯一麦vs小川洋子
9 ロック世代とパンク世代 保坂和志vs町田康
10 反時代であること 東谷長吉vs平野啓一郎
11 母語の外へ リービ英雄vs多和田葉子
12 更新される時空 磯〓憲一郎vs上田岳弘

著者紹介

前田 速夫 (マエダ ハヤオ)  
1944年、疎開先の福井県勝山生まれ。東京大学文学部英米文学科卒業。68年、新潮社入社、文芸誌『新潮』に配属。78年、新潮文庫編集部へ。87年より白山信仰などの研究を目的に「白山の会」を結成。94年、『新潮』編集部に復帰、翌年より2003年まで編集長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)