• 本

日本の伝統美を訪ねて

出版社名 河出書房新社
出版年月 2001年10月
ISBNコード 978-4-309-26500-1
4-309-26500-6
税込価格 1,980円
頁数・縦 265P 20cm

商品内容

要旨

さまざまな日本の美しさを探る。名手との対話集。

目次

工芸に生きる(草柳大蔵)
日本人のこころ―落ち葉一枚にも感動する“美”の意識(谷口吉郎)
十一面観音を語る(上原昭一)
大人の女は着物で勝負(原由美子)
骨董極道(秦秀雄)
象徴としての髪(山折哲雄)
西行と芭蕉―旅をすることがそのまま修行であった日本の旅人の系譜(目崎徳衛)
能の物語「弱法師」(河合隼雄)
「能」一筋―人生の最後に咲いた花こそ「まことの花」である(友枝喜久夫)
日本人の美意識はどこへ行った―芸の道から政治家まで縦横無尽(鶴見和子)
明治維新の元勲たちを論ず―維新回天の立役者、薩摩隼人の気骨とは(津本陽)
人間も骨董と同じで一目見たら分かるわ(阿川佐和子)
人の悲しみと言葉の命(車谷長吉)

出版社
商品紹介

白洲正子の三回忌記念対談集。河合準雄、津本陽、山折哲雄、原由美子、車谷長吉ほか。

おすすめコメント

草柳大蔵、谷口吉郎、上原昭一、原由美子、山折哲雄、河井隼雄、鶴見和子、阿川佐和子、車谷長吉・・・・・etc。「暮らしの中に華やぎを」日本人の美意識、言葉の命をめぐる名手たちとの対話集。

著者紹介

白洲 正子 (シラス マサコ)  
1910‐1998。東京生まれ。日本の古典・芸能・工芸の研究家。薩摩隼人の海軍大将・樺山資紀の孫娘。幼時より梅若宗家で能を習う。14歳で米国留学。28年帰国。翌年、実業家の白洲次郎と結婚。43年『お能』を処女出版。戦後、青山二郎、小林秀雄らを知り、大いに鍛えられて審美眼と骨董、文章をさらに修業。62年『能面』で、また72年には『かくれ里』で、ともに読売文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)