• 本

応神天皇の正体

河出文庫 せ3−1

出版社名 河出書房新社
出版年月 2017年1月
ISBNコード 978-4-309-41507-9
4-309-41507-5
税込価格 726円
頁数・縦 233P 15cm

商品内容

要旨

古代史の謎をすべて解き明かすには、まず応神天皇の秘密を暴かねばならない。『日本書紀』最大の編纂目的は、「応神天皇の正体をいかに誤魔化すか」にあったのではないか―。朝鮮半島と密接な神功皇后の子、天孫降臨神話・神武東征に酷似し、八幡神として崇められるようになる応神を“始祖王”として位置づける画期的な考察。

目次

第1章 応神天皇は実在したのか?(実在したはずなのに正体がはっきりとしない応神天皇
初代王をめぐる謎 ほか)
第2章 河内王朝と応神天皇(河内王朝はどこからやってきたのか
河内王朝論の論拠 ほか)
第3章 八幡神とトヨの秘密(なぜ八世紀に八幡神が都にやってきたのか
皇位継承問題に口出しをした八幡神 ほか)
第4章 応神天皇と宝の国・新羅(なぜ卑弥呼はヒスイを魏に贈らなかったのか
「神功皇后の時代」を知る手がかり ほか)
第5章 倭人と秦氏と応神天皇と葛城氏(倭人とは何者なのか
倭人は中国南部の越人だった? ほか)

おすすめコメント

古代史の謎を解き明かすには、応神の秘密を解かねばならない。八幡神として祀られる応神は、何を仮託されたのかを解き明かす。

著者紹介

関 裕二 (セキ ユウジ)  
1959年、千葉県生まれ。日本古代史研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)