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戦国の日本語 五百年前の読む・書く・話す

河出文庫 こ24−4

出版社名 河出書房新社
出版年月 2021年12月
ISBNコード 978-4-309-41860-5
4-309-41860-0
税込価格 1,100円
頁数・縦 280P 15cm

商品内容

要旨

戦乱の世であると同時に、さまざまな芸道が花開いた「日本らしさの始発」とも言える時代、いかなる日本語が読まれ、書かれ、話されていたのか。武士の連歌、公家の日記、当時の言葉と文化を映し出す辞書『節用集』、発音などの実態を知ることができるキリシタン文献、天下人・秀吉の書状…古代語から近代語への過渡期、変わりゆく日本語のすがたを多面的に描く。

目次

序章 五百年前の日本語はどんな日本語か
第1章 漢文で書かれていた公家の日記
第2章 中世の辞書『節用集』から見えてくる室町時代(見出し項目となっている動物
見出し項目となっている人物
こんな語も見出し項目に)
第3章 宣教師の時代の日本語(ローマ字本だからわかること
『日葡辞書』からわかること
平仮名・漢字交じりの国字本からわかること
秀吉・家康にも愛された日本語の名手―通事ロドリゲス)
第4章 豊臣秀吉のリテラシー
終章 室町時代を「環状彷徨」する

出版社・メーカーコメント

激動の戦国時代、いかなる日本語が話され、書かれ、読まれていたのか。武士の連歌、公家の日記、辞書『節用集』、キリシタン版、秀吉の書状……古代語から近代語への過渡期を多面的に描く。

著者紹介

今野 真二 (コンノ シンジ)  
1958年、神奈川県生まれ。清泉女子大学教授。日本語学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)