
複雑性としての身体 脳・快楽・五感
シリーズ身体の発見
出版社名 | 河出書房新社 |
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出版年月 | 1997年8月 |
ISBNコード |
978-4-309-61162-4
(4-309-61162-1) |
税込価格 | 2,750円 |
頁数・縦 | 337P 20cm |
商品内容
要旨 |
本書は、「脳、快楽、五感」がテーマである。まず、全体の序章として、脳と身体の問題圏をめぐる哲学と解剖学の対話から始める。第一章は、脳研究の成果を踏まえたうえで、脳についてより突っ込んだ議論を紹介する。第二章は、快楽について考える。快楽とはそもそも何であるか。気持ちいいと感じるのは、身体のどの部分か。あるいは、脳の内部のできごとにすぎないのか。人間における快楽の問題は、身体を考えるうえできわめて重要な示唆を与えてくれる。第三章は、五感を考察する。とりわけここでは、共通感覚あるいは五感の交通論という考え方にそって考えた。 |
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