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魔性の女挿絵集(イラストレーション) 大正〜昭和初期の文学に登場した妖艶な悪女たち

らんぷの本 mascot

出版社名 河出書房新社
出版年月 2013年3月
ISBNコード 978-4-309-72799-8
4-309-72799-9
税込価格 1,760円
頁数・縦 127P 21cm
シリーズ名 魔性の女挿絵集(イラストレーション)

商品内容

要旨

泉鏡花「高野聖」の婦人、谷崎潤一郎「痴人の愛」のナオミ、江戸川乱歩「黒蜥蝪」の緑川夫人など、官能的な魅力によって男性を支配し、ついには破滅させる、あるいは美の追求のためなら殺人をも厭わないという「怖い魅力」を秘めたヒロインたち。彼女たちの当時の絵姿を、ストーリーとともに紹介。

目次

第1章 明治末〜大正の文学と挿絵―耽美の風(画家 橘小夢―日本の伝承文学にあらわれた魔性を描く
小説家 泉鏡花―神秘的な美女
小説家 谷崎潤一郎―耽美派文学の旗手
画家 水島爾保布―モノクロで極彩色の世界を描く ほか)
第2章 大正末〜昭和初期の文学と挿絵―震災復興の中で花開いた女性文化(画家 竹中英太郎―悪夢の女
画家 蕗谷虹児―静謐と蠱惑
画家 高畠華宵―異国のファム・ファタル
画家 山六郎―無機質的な美貌 ほか)

出版社
商品紹介

谷崎潤一郎『痴人の愛』のナオミら……自らの魅力によって男性を支配し、破滅させる〈魔性の女〉たち。耽美・幻想世界満載。

著者紹介

中村 圭子 (ナカムラ ケイコ)  
1956年生まれ。中央大学文学部哲学科心理学専攻卒業。1984年より現職。現在、弥生美術館学芸員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)