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日本文化の論点

ちくま新書 1001

出版社名 筑摩書房
出版年月 2013年3月
ISBNコード 978-4-480-06713-5
4-480-06713-2
税込価格 792円
頁数・縦 189P 18cm

商品内容

要旨

情報化の進行は、二〇世紀的な旧来の文化論を過去のものにした―。本書は情報化と日本的想像力の生む「新たな人間像」を紐解きながら、日本の今とこれからを描きだす。私たちは今、何を欲望し、何に魅せられ、何を想像/創造しているのか。私たちの文化と社会はこれからどこへ向かうのか。ポップカルチャーの分析から、人間と情報、人間と記号、そして人間と社会との新しい関係を説く、渾身の現代文化論。

目次

序章 “夜の世界”から“昼の世界”へ
論点1 クール・ジャパノロジーの二段階論―集合知と日本的想像力
論点2 地理と文化のあたらしい関係―東京とインターネット
論点3 音楽消費とコンテンツの「価値」
論点4 情報化とテキスト・コミュニケーションのゆくえ
論点5 ファンタジーの作用する場所
論点6 日本文化最大の論点
終章 “夜の世界”から“昼の世界”を変えていくために
付録 『日本文化の論点』を読むキーワード

著者紹介

宇野 常寛 (ウノ ツネヒロ)  
評論家。1978年、青森県生まれ。企画ユニット「第二次惑星開発委員会」主宰。批評誌『PLANETS』編集長。サブカルチャーから政治まで、幅広い評論活動を展開する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)