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野生の哲学 野口晴哉の生命宇宙

ちくま文庫 な38−1

出版社名 筑摩書房
出版年月 2008年4月
ISBNコード 978-4-480-42432-7
4-480-42432-6
税込価格 990円
頁数・縦 425P 15cm

商品内容

要旨

生きている人間の生命とは何か?野口整体の創始者、野口晴哉(1911〜1976)の天才的洞察、実践、思考の全体を明らかにし、その生の核心に迫る。少年時代から、晩年まで。手あて、愉気、活元活動、操法、心、誕生、死。野口整体の現代性、可能性が、チベット仏教、ポスト構造主義、荘子、ミンデルの心理学などとの対比から、明らかになる。

目次

第1章 裸の人間―愉気について
第2章 複数の声―生命について
第3章 生命の波―全生の思想
第4章 夢見の体―活元運動について
第5章 青空の心―天心とは何か
第6章 身体の森―体癖の理論(1)
第7章 天使の性―体癖の理論(2)
第8章 自然の死
清風万里―最後の言葉

著者紹介

永沢 哲 (ナガサワ テツ)  
1957年鹿児島県生まれ。東京大学法学部卒業。宗教人類学、哲学、チベット仏教。人間の意識、生命、神経系にはらまれている膨大な可能性をひらくことが、主要なテーマ。現在、京都文教大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)