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素湯のような話 お菓子に散歩に骨董屋

ちくま文庫 い81−1

出版社名 筑摩書房
出版年月 2014年1月
ISBNコード 978-4-480-43128-8
4-480-43128-4
税込価格 990円
頁数・縦 440P 15cm

商品内容

要旨

酒は飲まず煙草は吸わず、碁も打たず将棋も指さず、謡も謡わず茶も立てぬ、世間的に云えば無趣味極まる男である。暇さえ有れば独り杖を曳いて気侭に歩くだけの事である―、繊細かつ鋭敏な感覚を持って文学の世界に遊び、独り歩くことを好んだ素白先生。自然を愛でる心や、庶民の目線で物を見る姿勢は、思索にとんだ文章となり、静かに響く。幻の小説1編併録!

目次

第1章 素白雑貨
第2章 素白好み
第3章 読我書屋
第4章 孤杖飄然
第5章 素湯のような話
第6章 滋味放浪
第7章 がんぽんち
小説 消えた火

著者紹介

岩本 素白 (イワモト ソハク)  
1883‐1961。国文学者で随筆家で散歩の達人。東京府麻布に生まれる。早稲田大学文学部国文科教授で随筆文学講座を担当
早川 茉莉 (ハヤカワ マリ)  
ライター、編集者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)