• 本

打倒!センター試験の現代文

ちくまプリマー新書 217

出版社名 筑摩書房
出版年月 2014年7月
ISBNコード 978-4-480-68919-1
4-480-68919-2
税込価格 858円
頁数・縦 191P 18cm

商品内容

要旨

すべての受験生におくる、石原流・読解テクニックの集大成。小説では「良い子」に。評論では「進歩的知識人」に。根本となる価値観をおさえ、三年分の過去問演習に臨み、まぎらわしい選択肢を見極める力をつけよう。この一冊で対策は万全!

目次

序章 「良い子という方法」とはどういうものか(センター試験の現代文を解くのに必要な能力
センター試験というイニシエーション)
第1章 小市民になる方法を教えよう―センター試験の小説問題(教科としての国語と入試国語
国語教育と「道徳」
出題者と小市民的な物語を共有しよう ほか)
第2章 二項対立と消去法を組み合わせよう―センター試験の評論問題(二項対立で考えること
自己は「あいだ」にある―木村敏「境界としての自己」
差異だけが利潤を生む―岩井克人「資本主義と『人間』」 ほか)

著者紹介

石原 千秋 (イシハラ チアキ)  
1955年生まれ。成城大学大学院文学研究科国文学専攻博士課程中退。現在、早稲田大学教育・総合科学学術院教授。専攻は日本近代文学。文学テクストを現代思想の枠組みを使って分析、斬新な読みを展開するとともに、入試国語の読解を通した問題提起を積極的に行い、多くの支持を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)