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海峡を往還する神々 解き明かされた天皇家のルーツ

PHP文庫 せ3−15

出版社名 PHP研究所
出版年月 2010年3月
ISBNコード 978-4-569-67403-2
4-569-67403-8
税込価格 681円
頁数・縦 297P 15cm

商品内容

要旨

スサノオは日本に来る前に新羅に降臨したと、『日本書紀』にはある。また『古事記』『日本書紀』には、アメノヒボコという新羅の王子が描かれている。かたや新羅には、海の彼方からやってきたとされる脱解王の伝説が…。日本と新羅、海を隔てて響きあう伝説が意味するものとは何か。両国の伝承を丹念に読み込み、考古学の最新成果を照合するとき、古代史最大の謎、天皇家のルーツが見えてくる。

目次

第1章 渡来人と森の話(はたして日本は半島の人びとによって征服されたのか
騎馬民族は日本を簡単に征服できたのか ほか)
第2章 アメノヒボコの謎(神話を読めば天皇家が渡来人であることが分かる?
時代遅れの王朝交替説 ほか)
第3章 ヤマト建国の知られざる黒幕(忘れ去られた豊岡と出石(但馬)
豊岡盆地の何がすごいのか ほか)
第4章 往還する神々と天皇家の正体(アメノヒボコはよそ者だから王になれなかったのか
神話に隠された真実の歴史 ほか)

著者紹介

関 裕二 (セキ ユウジ)  
1959年、千葉県柏市生まれ。歴史作家。仏教美術に魅せられて足繁く奈良に通い、日本古代史を研究。古代をテーマにした書籍を意欲的に執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)