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旅の怖い話

竹書房怪談文庫 HO−734

出版社名 竹書房
出版年月 2025年9月
ISBNコード 978-4-8019-4610-1
4-8019-4610-0
税込価格 924円
頁数・縦 287P 15cm

商品内容

要旨

良き思い出となるはずだった「旅」に容赦なく降りかかる禍の数々…。趣味の離島キャンプ、深夜海中から伸びたロープを引く裸の男の姿が…「浜へ来る」、母との旅の車中、乗り合わせたのは死んだ夫と父にそっくりな二人組で…「東京見物」、ある安宿、ノックに続き「そんなんしたらあかん」という男の声が…「関西」、無断放浪癖のある元彼が送ってくる写真に写っていたのは…「元彼独り旅」、着物姿の女性が描かれた土産物の菓子を爆食した彼女は一月も経たないうちに出奔し…「竃食」など、最恐の旅・最悪の旅38話収録!

目次

舐める(雨宮淳司)
浜へ来る(雨宮淳司)
ウタヨミ(雨宮淳司)
旅をするモノ(雨宮淳司)
評価:星一つ(御家時)
ミステリーツアー(御家時)
琥珀の旅(御家時)
何泊旅行(影野ゾウ)
動く思い出(影野ゾウ)
旅路(影野ゾウ)
東京見物(川奈まり子)
鎌倉の別荘(川奈まり子)
ニライカナイの恋人(川奈まり子)
肝心なのは箪笥(しのはら史絵)
生まれ変わりたい(しのはら史絵)
北海道(高田公太)
東北 二篇(高田公太)
関西(高田公太)
九州(高田公太)
沖縄(高田公太)〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

旅の道中や旅先の宿で起きた怪事件、観光地での恐怖体験に禍をもたらすお土産……一人旅から団体旅行まで、国内外の旅怪談が大集合!

著者紹介

雨宮 淳司 (アメミヤ ジュンジ)  
著書は『恐怖箱 怪医』から始まり、近刊は『怪談群書 墜落人形』など。最近イベント活動に目覚め、北九州市で第一回「北九州怪談会」を主宰
御家時 (オケジ)  
神奈川県生まれ。教育機関に勤めるかたわら、2024年に竹書房怪談マンスリーコンテストへの応募・受賞をきっかけに執筆活動に目覚めた新参者
影野 ゾウ (カゲノ ゾウ)  
怪談特化型VTuber。読む書く語ると怪談に関することにはなんでも手を出す
川奈 まり子 (カワナ マリコ)  
作家。東京都八王子市出身。六千件以上の怪異体験談を蒐集、怪談の著書多数。怪談の語り部としても活動。日本推理作家協会会員。怪異怪談研究会会員
しのはら 史絵 (シノハラ シエ)  
東京都出身。ドラマ・ラジオドラマのプロット・脚本制作に従事しながら怪異を蒐集している。共著『お化け屋敷で本当にあった怖い話』(TOブックス)にてデビュー
高田 公太 (タカダ コウタ)  
怪談作家。YouTubeチャンネル、noteなどでも活動を展開
内藤 駆 (ナイトウ カケル)  
怪談と夜に歩くのが好きな孤独な男。以前、書き溜めた怪談を竹書房に持ち込んで運良く拾われた
中村 朔 (ナカムラ サク)  
データエンジニアとして活動する傍ら、実話会談を蒐集。noteにて不定期に実話会談および、実話会談を題材にした夜話を掲載中
久田 樹生 (ヒサダ タツキ)  
1972年生まれ。小説、実話怪異譚、ルポルタージュ他を執筆している
筆者 (フデモノ)  
千夜一夜奇譚“みっどないとだでぃ”の書き手側。娘である沫に誘われ、怪談というジャンルに挑戦。Xアカウントでは自らが見聞きしてきた、“どこにも落ちていない怪談”ばかりを1400話掲載中
沫 (マツ)  
千夜一夜奇譚“みっどないとだでぃ”の広報担当。怪談甲子園優勝をきっかけに語り手としても精力的に活動をする。怖いだけが怪談じゃないをモットーに、自らが見聞きしてきたオリジナルの噺を1400話ストックする
松岡 真事 (マツオカ マコト)  
長崎県島原半島出身。若かりし頃はライトノベル作家を目指していたが、何の因果か割烹で働く板前に落ち着く。その後アラフォーへ差し掛かった頃に一念発起。結果、ステキな怪談作家になれましたとさ
夕暮 怪雨 (ユウグレ カイウ)  
1981年生まれ。沖縄県出身。元書店員。怪談師のおてもと真悟と怪談ユニット・テラーサマナーズ結成。作家業だけでなく、トークイベントやYouTube「テラサマチャンネル」、ポッドキャスト「誰も知らない怖い話」にて活動中
若本 衣織 (ワカモト イオリ)  
第2回「幽」怪談実話コンテストで「蜃気楼賞」に入選。2023年『忌狩怪談 闇路』にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)