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「我」を張らない人づきあい 仏教対人心理学読本

サンガ新書 054

出版社名 サンガ
出版年月 2012年6月
ISBNコード 978-4-904507-84-1
4-904507-84-3
税込価格 880円
頁数・縦 253P 18cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 「オレがオレが」はもう終わり!

    「『我』を張らない人づきあい」
    自意識に執着しない。この精神で生きていけばストレスも消える。

    自分という幻想を解いてみよう。

    (2012年7月5日)

商品内容

要旨

男女間の交際から、すべての人づきあいまで―私たちはなぜ「人に受け入れられたい」と思い、「我」を張りあってしまうのか?「本当の自分」とは、貪瞋痴の三毒。「自分を分かってほしい」とは、慢の煩悩。―仏道の心理学によってイライラのメカニズムを知り、人間関係の中で私たちを振り回す「慢=自己愛」の煩悩を手放すために、仏道の心理学から「心の法則性」を習得。

目次

1 他人に受け入れられる「不」可能性(「ありのままの自分」は実現不能
自分を壊す「本当の自分」)
2 残酷モテゲームの舞台裏(マーケットによる「煩悩ストレス」への甘い誘惑
モテゲームへの参入パターン)
3 「自己愛」をめぐる苦痛メカニズム(比較の刺激はやめられない
自我は存在しない
煩悩モードのケーススタディ
「苦しみ」を解剖する)
4 煩悩の黒幕:無力感(社会史的無力感
個人史的無力感
無我の自由)

出版社・メーカーコメント

男女間の交際から、すべての人づきあいまで―― 私たちはなぜ「人に受け入れられたい」と思い、 「我」を張りあってしまうのでしょうか? 人間関係の中で私たちを振り回す 「慢=自己愛」の煩悩を手放すために、 仏道の心理学から「心の法則性」を習得します。 T 他人に受け入れられる「不」可能性 1 「ありのままの自分」は実現不能 2 自分を壊す「本当の自分」 U 残酷モテゲームの舞台裏 1 マーケットによる「煩悩ストレス」への甘い誘惑 2 モテゲームへの参入パターン V 「自己愛」をめぐる苦痛メカニズム 1 比較の刺激はやめられない 2 自我は存在しない 3 煩悩モードのケーススタディ 4 「苦しみ」を解剖する W 煩悩の黒幕:無力感 1 社会史的無力感 2 個人史的無力感 3 無我の自由

著者紹介

小池 龍之介 (コイケ リュウノスケ)  
1978年生まれ、山口県出身。月読寺(東京都)住職、正現寺(山口県)住職。東京大学教養学部卒業。2003年、ウェブサイト「家出空間」を立ち上げる。2003年から2007年まで、オテラとカフェの機能を兼ね備えた「iede caf´e」を展開。現在は、自身の修行のかたわら、一般向けに坐禅指導を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)