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解夏

出版社名 幻冬舎
出版年月 2002年12月
ISBNコード 978-4-344-00268-5
4-344-00268-7
税込価格 1,572円
頁数・縦 397P 20cm

商品内容

要旨

東京で小学校の教師をしていた隆之は、視力を徐々に失っていく病におかされ、職を辞し、母が住む故郷の長崎に帰った。懐かしい町を目に焼き付けようと日々歩く隆之の元に、東京に残した恋人の陽子がやってくる。陽子の将来を憂い、この先の人生を思い悩む隆之。そこに、かつての教え子たちから手紙が届く…。表題作「解夏」ほか、全4作品を収録。

おすすめコメント

東京で小学校の教師をしていた隆之は、視力を失っていく病におかされ、職を辞し、母が住む故郷の長崎に帰った。懐かしい町を目に焼き付けようと日々を歩く隆之の前に、ある日、東京から恋人の陽子がやってくる。将来のことを考えると、共に人生を歩むことをためらう隆之だったが…表題作「解夏(げげ)」ほか、全4作品を収録。ささやかな人生を懸命に生きる人々の姿が勇気を与え、深い感動を呼ぶ、感涙の書き下ろし小説集。

著者紹介

さだ まさし (サダ マサシ)  
1952年長崎市生まれ。3歳8カ月より学び始めたヴァイオリン修業のため、小学校卒業と同時に単身上京。1973年、フォークデュオ・グレープとしてデビュー。『精霊流し』『無縁坂』が大ヒット。1976年のソロデビュー後も、『雨やどり』『関白宣言』『北の国から』など数々の大ヒット作品を生み出す。2002年3月には、ソロになってから通算3000回目のコンサートを達成。同年9月よりデビュー30周年コンサートを東京・名古屋・大阪で開催。2001年、初の長編書き下ろし小説『精霊流し』(幻冬舎刊)を発表し、ベストセラーとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)