これでいいのか宮城県
地域批評シリーズ 33
出版社名 | マイクロマガジン社 |
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出版年月 | 2019年1月 |
ISBNコード |
978-4-89637-851-1
(4-89637-851-2) |
税込価格 | 1,012円 |
頁数・縦 | 319P 15cm |
商品内容
要旨 |
宮城県はおよそ東北らしくない県である。宮城県民は流行に敏感、個人主義でプライドも高く華やかだ。こうした同じ東北人にしてあからさまな気質の違いには、歴史と仙台の存在が強く関係している。かつて伊達藩では華やかな気風が領内に行き渡っていた。農民にも比較的自由が与えられ、それが人々の独立心や気位の高さを育んだ。そして明治以降、仙台は東北の中心都市となり、宮城は東北6県で格上の存在と見られるようになった。そのため、宮城における仙台の存在感は圧倒的だ。県内は仙台とその他で二極化され、優遇されるのはいつも仙台。ただそんな過剰な一極集中により、県内の地域格差は確実に広がっている。本書は宮城県内の不公平感にスポットを当て、仙台市以下、仙北、仙南、そして復興続く三陸のさまざまな問題点を取り上げ、伊達イズムが根付く宮城県の本質を暴き出す! |
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目次 |
第1章 宮城県ってどんなトコ? |