• 本

石川啄木

出版社名 新潮社
出版年月 2016年2月
ISBNコード 978-4-10-331709-8
4-10-331709-4
税込価格 2,420円
頁数・縦 375P 20cm

商品内容

要旨

生地日戸村には一切触れず、啄木が自らの「故郷」と呼んだ渋民村。函館、小樽、釧路を転々とした北海道での漂泊。金田一京助とのあいだの類いまれなる友情。そして、千年に及ぶ日本の日記文学の伝統を受け継いだ『ローマ字日記』。資料をもとに作品を丹念に読み解き、二十七歳で早逝した啄木の生涯をたどる。九十三歳の著者が精魂傾けた傑作評伝。

目次

反逆者啄木
啄木、上京する
教師啄木
北海道流離
函館、そして札幌
小樽
釧路の冬
詩人啄木、ふたたび
啄木、朝日新聞に入る
ローマ字日記
啄木と節子、それぞれの悲哀
悲嘆、そして成功
二つの「詩論」
大逆事件
最期の日々
啄木、その生と死

おすすめコメント

現代歌人の先駆となった啄木の壮烈な生涯をたどる渾身の本格的評伝! 生地日戸村には一切触れず、啄木が自らの「故郷」と呼んだ渋民村。函館、小樽、釧路を転々とした北海道での漂泊。金田一京助とのあいだの類いまれなる友情。そして、千年に及ぶ日本の日記文学の伝統を受け継いだ『ローマ字日記』。膨大な資料をもとに啄木の生涯と作品を丹念に読み解く、九十三歳の著者が精魂傾けた傑作評伝。