• 本

佐藤泰志そこに彼はいた

出版社名 河出書房新社
出版年月 2014年11月
ISBNコード 978-4-309-02345-8
4-309-02345-2
税込価格 3,190円
頁数・縦 449P 20cm

商品内容

要旨

夢を共有した詩人がその生涯をたどりながら全作品を未発表作品・草稿まで含めて徹底解読、佐藤泰志の生と言葉を未来へ刻印するために、全力を投入して書き下ろした奇蹟の評伝。四十一歳でみずから生を断ち、『海炭市叙景』『そこのみにて光輝く』映画化などとともに二十年をへて復活した作家の真実―。

目次

第1章(百二才にて死ぬ―書斎/人生計画
ぼくは、ぼくを知らない―青函連絡船のこと/函館の朝市/猫背/さまようぼく ほか)
第2章(真に傷ついています―背中ばかりなのです
一瞬のせりあがりと痙攣―兎 ほか)
第3章(一夜を生き抜いて―もうひとつの朝
深刻な面なんか糞くらえだ―颱風伝説/草の響き/ディトリッヒの夜 ほか)
第4章(誰が悲しいだなんていった―僕は書きはじめるんだ/画家ティハニー/僕が行こうと思っていた村には/誰が悲しいだなんていった/僕の渡る多くの河/そこのみにて光輝く
書いても書いても足りないからだ―防空壕のある庭/オーバー・フェンス/風が洗う ほか)

出版社
商品紹介

親友だった詩人がその生涯をたどりつつ、未刊行草稿までふくめた全作品を解読する。佐藤泰志の生と言葉を未来へ刻印する奇蹟の評伝。

著者紹介

福間 健二 (フクマ ケンジ)  
1949年生まれ。詩人、映画監督。詩集に『青い家』(萩原朔太郎賞・藤村記念歴程賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)