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ドゥルーズの霊性

出版社名 河出書房新社
出版年月 2019年6月
ISBNコード 978-4-309-24912-4
4-309-24912-4
税込価格 4,290円
頁数・縦 381P 20cm

商品内容

要旨

伝説的な普遍数学論、『意味の論理学』論から究極のドゥルーズへ、あるいは、近世哲学、政治哲学から最後のフーコーへ。究極のドゥルーズ論にして小泉哲学の達成。

目次

ドゥルーズの霊性―恩寵の光としての自然の光
1 生命/魂(ドゥルーズにおける普遍数学―『差異と反復』を読む
ドゥルーズにおける意味と表現
ドゥルーズにおける意味と表現2―表面の言葉
ドゥルーズにおける意味と表現3―器官なき身体の娘たち
出来事(事象)としての人生―ドゥルーズ『意味の論理学』における)
2 政治/倫理(ドゥルーズ/ガタリにおける政治と哲学
フーコーのディシプリン―『言葉と物』と『監獄の誕生』における生産と労働
戦時‐戦後体制を貫くもの―ハイデガー(「ヒューマニズム書簡」と「ブレーメン講演」)の場合
思考も身体もままならぬとき―ドゥルーズ『シネマ』から)
3 自然/善(“自然状態”の論理と倫理―ホッブズについて
自己原因から自己保存へ―スピノザ『エチカ』をめぐって
インテリゲンティアの幸福―『エチカ』第四部をめぐって
最高善の在処)
フーコーの霊性―真の生と真の世界、あるいは蜂起と歴史

おすすめコメント

ドゥルーズが最後に達した(光)とは何か。究極のドゥルーズ論を核心に据えて、最も戦闘的にして根源的な哲学者の原点と到達点をしめし、既成の思考をゆるがす未来の哲学。

著者紹介

小泉 義之 (コイズミ ヨシユキ)  
1954年生まれ。立命館大学大学院先端総合学術研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)