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紀州怪談

竹書房怪談文庫 HO−615

出版社名 竹書房
出版年月 2023年6月
ISBNコード 978-4-8019-3546-4
4-8019-3546-X
税込価格 781円
頁数・縦 222P 15cm

商品内容

要旨

幼い頃、和歌山の古寺に住んでいた大叔父に連れられて見た人魚の木乃伊―。ホラー作家・田辺青蛙が、原体験から手繰り寄せた紀州・和歌山の怪異奇譚の数々!印南町にきた行商人から買った肉を食べ…「旅商人の肉」、ある日突然、庭先に転がる何百もの蜜柑「みかんの神」、瓶詰になった怪しい代物「妖怪を売る男」、分厚いアルバムが落ちていて中身を見ると…「虫喰岩」、登山道にあるたくさんの能面、そして現れた女が…「面の森」、そして、熊野街道を辿り紀南へ修行に来ていた陰陽師・安倍晴明の伝説とは!海と山に囲まれ様々な妖怪や不思議が息づく和歌山、魅惑の裏ガイド!

目次

人魚の思い出―(九度山町)
妖怪の瓶詰―(田辺市)
旅商人の肉―(印南町)
七に纏わる話―(和歌山各地)
ゴランボ―(田辺市)
赤耳―(那智勝浦町)
赤い腕―(和歌山各地)
牛鬼―(すさみ町他)
牛の首―(和歌山各地)
オメキ―(田辺市)
紙漉きの姉妹―(新宮市)
魂の入れ替わり―(田辺市)
ぶつぶつ川―(那智勝浦町)
鯨のねがい―(太地町)
名手川の鬼火―(紀の川市)
地獄の釜―(串本町)
補陀落の海―(紀伊半島南端)
みかんの神―(海南市)
妖怪を売る男―(海南市)
大石順教尼の掛け軸―(九度山町)〔ほか〕

著者紹介

田辺 青蛙 (タナベ セイア)  
『生き屏風』で日本ホラー小説大賞短編賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)