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物件の怖い話

竹書房怪談文庫 HO−724 怪談百番

出版社名 竹書房
出版年月 2025年7月
ISBNコード 978-4-8019-4525-8
4-8019-4525-2
税込価格 924円
頁数・縦 287P 15cm

商品内容

要旨

あなたの部屋も、もしかしたら…事故物件や曰くのある土地、忌避された場所で起きる怪異。住んでしまったら逃げられない場所だからこその恐怖―引っ越し初日、見たのは酸鼻極まる異形「Y氏の隣人」(黒木あるじ)、解体中の廃屋から漂う謎の異臭「隣りの事情」(小田イ輔)、古い倉庫で子供たちが見た老人の謎「自治会の倉庫」(西浦和也)、エレベーターで遭遇した狂気「そういうものだから」(蛙坂須美)、新居で娘が遊んでいるのは…「風呂好きな子」(つくね乱蔵)、家に現れる不思議な子ども、その驚愕の理由「少年時代」(鷲羽大介)など書下ろしと過去の最恐作品を選りすぐって収録。

目次

記念撮影(つくね乱蔵)
Y氏の隣人(黒木あるじ)
Y氏の日記(黒木あるじ)
隣りの事情(小田イ輔)
終わってなかった(小田イ輔)
自治会の倉庫(西浦和也)
ただずっとそこにいるだけの人たち(蛙坂須美)
入室条件(つくね乱蔵)
昔住んでいた家(小田イ輔)
犬が必要な家(つくね乱蔵)
最後の望み(小田イ輔)
居抜きの店(つくね乱蔵)
旧家(黒木あるじ)
車輪の家(牧野修)
姉の部屋(牧野修)
隣家(黒木あるじ)
センサーバード(福澤徹三)
連鎖(福澤徹三)
ダカーポの女(平山夢明)
看護学校の夜(西浦和也)〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

家のなかには恐怖の種が隠されている…。家や物件にまつわる怖い話を巧者たちが書き下ろし、往年の名作も入れた不動産系傑作怪談集。

著者紹介

黒木 あるじ (クロキ アルジ)  
『怪談実話 震』で単著デビュー
蛙坂 須美 (アサカ スミ)  
Webを中心に実話怪談を発表し続け、共著作『瞬殺怪談鬼幽』でデビュー
小田 イ輔 (オダ イスケ)  
『FKB饗宴5』にてデビュー
葛西 俊和 (カサイ トシカズ)  
『降霊怪談』で単著デビュー
神 薫 (ジン カオル)  
現役の眼科医。『怪談女医 閉鎖病棟奇譚』で単著デビュー
つくね 乱蔵 (ツクネ ランゾウ)  
福井県出身。第2回プチぶんPetio賞受賞
西浦 和也 (ニシウラワ)  
不思議&怪談蒐集家。心霊番組「北野誠のおまえら行くな。」や怪談トークライブ、ゲーム、DVD等の企画も手掛ける。イラストレーターとしても活躍
平山 夢明 (ヒラヤマ ユメアキ)  
『「超」怖い話』「怖い話」「顳〓草紙」「烏肌口碑」「瞬殺怪談」各シリーズ、狂気系では「東京伝説」シリーズ、監修に「FKB饗宴」シリーズなど
福澤 徹三 (フクザワ テツゾウ)  
2008年『すじぼり』で第10回大藪晴彦賞を受賞
牧野 修 (マキノ オサム)  
大阪生まれ。1992年に長編ファンタジー『王の眠る丘』でデビュー。2002年『傀儡妃』で第23回日本SF大賞受賞。2025年『月世界小説』で第36回日本SF大賞特別賞受賞
鷲羽 大介 (ワシュウ ダイスケ)  
171センチ84キロ、柔道初段、普通免許、フォークリフト、クレーン、玉掛け、交通誘導の資格所持(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)