ノンフィクションはこれを読め! 2013
HONZが選んだ110冊
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2013年10月 |
ISBNコード |
978-4-12-004549-3
(4-12-004549-8) |
税込価格 | 1,430円 |
頁数・縦 | 215P 21cm |
シリーズ名 | ノンフィクションはこれを読め! |
⇒本書の編著者・成毛眞さんの巻頭メッセージ 『ノンフィクションはこれを読め!2013』巻頭言 本書は「新刊ノンフィクションはこれを読め!」の書評サイトHONZがお届けするブックガイドである。レビュアーたちが過去一年間に目を通した本は2000冊あまり。そのうち500冊ほどをサイト上で紹介したのだが、今回そこからさらに110冊を厳選した。サイエンス、歴史、社会、経済、医学、アート、ノンフィクション文学などの分野から本当に面白かった本を紹介する。 2012年に出版された新刊は8万冊あまり、単年でのミリオンセラーは1冊もなかった。特定の本に人々が群がった時代は終わり、読者の好みは分散している。新刊書はまたたく間に書店の店頭から撤去され、それゆえに読むべき本を選ぶことが難しくなってきている。本書はこの状況を嘆く読者の役に少しでも立ちたいと企画された。 HONZには特定分野の専門家がいるわけではない。経済の専門家が経済書を評論する、歴史学者が歴史読み物をレビューする、ということをあえて避けている。一般の読者とおなじ目線で、ひたすら面白い本を選ぶことに徹しているのだ。学習や批評を目的とした読書ではなく、いわば道楽としての読書。いまは仕事の役に立たなくても、読書に費やした時間はいつしか人生の糧になるだろうという儚い希望。HONZにとって読書とはそれで良いのだと思う。 ところでHONZとは2年半ほどまえに発足した書評サイトである。このHONZという名称は日英ハイブリッドで「複数の本」ということもイメージしているのだが、津軽弁の「ほんずなす」という言葉も意識している。「ほんずなす」とは浅はかで思慮を欠くというほどの意味だ。たしかにHONZのレビューには本の内容だけでなく、著者の人柄や経歴、出版社や編集者の動向、価格設定や装丁など、いわば出版物マニアのお楽しみというべきものもある。本を取り巻く環境もミーハーに楽しもうというのだ。 HONZの運営はFacebookやDropboxなどすべてネット上で行われている。事務所などはない。その代わり毎月2回定期会合を開いている。第一水曜の朝7時からの朝会と、第三水曜の夜7時からの夜会だ。朝会では自分が今月読む本を持ち寄り、夜会ではグラス片手に本周辺の話題で盛り上がる。大量の本を読み、長文を書き、早朝から集い、深夜まで議論する。メンバーのご家族には、改めてこの場を借りてお詫びしたい。「ほんずなす」を伴侶に選んだのが運の尽き。 成毛眞 ▲閉じる |
商品内容
要旨 |
森羅万象、何でも面白い!ノンフィクション書評サイトHONZ激押しの110冊。 |
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目次 |
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出版社 商品紹介 |
『「弱くても勝てます」開成高校野球部のセオリー』『ランドセル俳人の五・七・五』等、書評サイトHONZのお薦めレビューを集大成。 |
出版社・メーカーコメント
書評サイトHONZのレビュー集第二弾。『「弱くても勝てます」開成高校野球部のセオリー』『ランドセル俳人の五・七・五』ほかのお薦めレビュー、岡田斗司夫ロングインタビューなどを収録。