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七つの会議

集英社文庫 い73−1

出版社名 集英社
出版年月 2016年2月
ISBNコード 978-4-08-745412-3
4-08-745412-6
税込価格 1,034円
頁数・縦 494P 16cm

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書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 自分も会議に参加している気になってハラハラドキドキ

    大企業が生き残るため?私利私欲のため?に隠し通す秘密とは?
    もし、自分が同じ立場なら、正義をとるか、安定した生活をとるか。
    「ネジ」のことを書かせたらピカイチの池井戸さん。
    「下町ロケット」にググッと来た方は必読です!

    (2017年8月18日)

商品内容

要旨

きっかけはパワハラだった!トップセールスマンのエリート課長を社内委員会に訴えたのは、歳上の部下だった。そして役員会が下した不可解な人事。いったい二人の間に何があったのか。今、会社で何が起きているのか。事態の収拾を命じられた原島は、親会社と取引先を巻き込んだ大掛かりな会社の秘密に迫る。ありふれた中堅メーカーを舞台に繰り広げられる迫真の物語。傑作クライム・ノベル。

おすすめコメント

中堅のメーカー・東京建電で、不可解な人事をきっかけに、偽装工作・粉飾決算・隠蔽体質が次々と明らかに。企業のモラルと本質を問う、全国民必読の傑作クライム&企業小説。(解説/村上貴史)

出版社・メーカーコメント

きっかけはパワハラだった! 会社の業績を牽引する稼ぎ頭のトップセールスマンであるエリート課長・坂戸宣彦。彼を社内委員会に訴えたのは、歳上の部下で「居眠り八角」と呼ばれている万年係長・八角民夫だった。そして役員会が下した結論は、不可解な人事の発令だった。いったい二人の間に何があったのか。いったい今、会社で何が起きているのか。事態の収拾を命じられた原島は、親会社と取引先を巻き込んだ大掛かりな会社の秘密に迫る。決して明るみには出せない暗部が浮かび上がる。ありふれた中堅メーカーを舞台に繰り広げられる迫真の物語。日本の今、企業の正体をあぶり出す、大ベストセラーとなった衝撃のクライム・ノベル。目次第一話 居眠り八角第二話 ねじ六奮闘記第三話 コトブキ退社第四話 経理屋稼業第五話 社内政治家第六話 偽ライオン第七話 御前会議第八話 最終議案

著者紹介

池井戸 潤 (イケイド ジュン)  
1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒業。98年『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞。2010年『鉄の骨』で第31回吉川英治文学新人賞、11年『下町ロケット』で第145回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)