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忘れられたマイノリティ 迫害と共生のヨーロッパ史

出版社名 山川出版社
出版年月 2016年5月
ISBNコード 978-4-634-64082-5
4-634-64082-1
税込価格 2,750円
頁数・縦 231,13P 20cm

商品内容

要旨

歴史の闇のなかで忘れられた「見えない人々」―ユダヤ人、ムスリム、異端者たち。敵意と憎悪の渦巻く世界で共生の秩序を求める現代人は、今まさに彼らの歴史を顧みるべきである。

目次

ヨーロッパはキリスト教世界か
第1部 ヨーロッパの宗教(聖地巡礼
生活者の信仰―動物・大地・人間
宗教界の激震)
第2部 忘れられた宗教的マイノリティ(改宗と再改宗の果てに―近世スペインのユダヤ人とコンベルソ
旅人たちの宗教―峠道の社会史
知られざる兄弟団―中近世スペインにおける宗教的マイノリティの相互扶助
近世ドイツ農村のユダヤ人―被差別民か隣人か
ムスリムに生まれて―地中海からサハラ以南に拡散するモリスコ
ヨーロッパからアメリカへ―アーミッシュの知られざる旅路)
非ヨーロッパ世界への接続

著者紹介

関 哲行 (セキ テツユキ)  
1950年生まれ。上智大学大学院文学研究科博士課程修了。専攻:中近世スペイン史。現在、流通経済大学社会学部教授
踊 共二 (オドリ トモジ)  
1960年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。専攻:中近世ヨーロッパ史(スイス・ドイツなど)。現在、武蔵大学人文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)