• 本

私の沖縄現代史 米軍支配時代を日本で生きて

岩波現代文庫 社会 303

出版社名 岩波書店
出版年月 2017年1月
ISBNコード 978-4-00-603303-3
4-00-603303-6
税込価格 1,078円
頁数・縦 280,6P 15cm

商品内容

要旨

沖縄現代史研究と市民運動を長年牽引してきた著者の、日本にいながら「沖縄を生きた」前半生の回顧録。日中戦争勃発前年に生まれ、焼け跡で少年時代を過ごし、米軍支配下の父祖の地・沖縄に思いを寄せながら東京で学び働いた青年期を経て、復帰後まもない沖縄に移住するまでの自身の軌跡と、様々な出会いの記憶を織り交ぜ、沖縄と日本の激動の同時代史を描き出す。岩波現代文庫オリジナル版。

目次

1 戦中・戦後の子ども時代
2 沖縄との出会い―一九五〇年代の沖縄・日本・世界
3 戦後初めての沖縄訪問、そして六〇年安保
4 沖縄資料センターと都庁勤務―二足の草鞋
5 激動の時代へ
6 排他的米軍事支配の破綻へ
7 「日本戦後史」と「沖縄戦後史」
8 激動の一九六八‐六九年―三大選挙から二・四ゼネストへ
9 七〇年安保から沖縄返還へ
10 沖縄返還と大学統合問題

著者紹介

新崎 盛暉 (アラサキ モリテル)  
1936年、東京に生まれる。1961年、東京大学文学部社会学科卒業。都庁勤務のかたわら「沖縄資料センター」の活動に従事。1974年、沖縄大学に赴任。学長・理事長を経て、沖縄大学名誉教授。専門は沖縄近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)