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自己意識と他性 現象学的探究

叢書・ウニベルシタス 1058

出版社名 法政大学出版局
出版年月 2017年5月
ISBNコード 978-4-588-01058-3
4-588-01058-1
税込価格 5,170円
頁数・縦 352,63P 20cm

商品内容

目次

第1部 準備的反省(「私」
反省的自己意識対先反省的自己意識
いくつかの本質的問い)
第2部 主観性の自己顕現(いくつかのはじめの区別
自己意識の時間性
生きられる身体
自己触発と異他触発
自我中心性の異なるレヴェル
人格・身体・他者
自己顕現と自己認識
自己意識と他性―結論
自己意識と無意識)

出版社・メーカーコメント

現象学研究を世界的に先導するデンマーク出身の哲学者ザハヴィの主著。反省以前の自己意識の体験と、そこに顕現する他者性の問題にいかに取り組んできたかを真正面から主題化。哲学の伝統を継承し豊饒化する、本格的かつ徹底的な思考。

著者紹介

ザハヴィ,ダン (ザハヴィ,ダン)   Zahavi,Dan
1967年デンマーク、コペンハーゲン生まれ。1994年ルーヴァン・カトリック大学で博士号を取得、1999年コペンハーゲン大学で教授資格を取得、2002年よりコペンハーゲン大学教授および同大学主観性研究センター所長を務める。2000年に『自己意識と他性―現象学的探究』によりエドワード・グッドウィン・バラード現象学賞を受賞。コペンハーゲン大学主観性研究センターを拠点に研究の最前線に立ち続ける現代を代表する現象学者の一人
中村 拓也 (ナカムラ タクヤ)  
1976年生まれ。同志社大学大学院文学研究科哲学および哲学史専攻博士課程(後期課程)満期退学。博士(哲学)。現在、同志社大学文学部准教授。専門は哲学(現象学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)