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新・部落差別はなくなったか? 隠すのか顕すのか

改訂版

プロブレムQ&A

出版社名 緑風出版
出版年月 2017年11月
ISBNコード 978-4-8461-1720-7
4-8461-1720-0
税込価格 1,980円
頁数・縦 231P 21cm
シリーズ名 新・部落差別はなくなったか?

商品内容

要旨

部落民は「見えない人間」になりつつあり、マスコミも部落についてふれようとしない。では、差別がなくなったのかというと、ネットではあからさまな部落差別表現がとびかう。部落問題については、隠せと顕せ、のふたつの主張が繰り返されてきた。本書は、部落差別もまた、他の差別問題と同様に顕すことで、議論を深め、解決していく必要を説く。新版では、旧版の第2部「近代差別の構造」を割愛し、「21世紀の部落」のルポと写真などの書き下ろしを新たに収録した。改訂版では、本書への部落解放同盟の見解などの資料、「改訂版」あとがきを加えた。

目次

部落はどこにあるのですか?
藤村の『破戒』のテーマは?
破戒をそそのかしたのはだれですか?
明治の部落はどんなすがたなのですか?
猪子蓮太郎のモデルはだれですか?
『破戒』以前に部落の本はあったのですか?
清水紫琴の『移民学園』と類似していますが?
『破戒』はなぜ批判されたのですか?
新天地への移住はまちがいですか?
水平社の運動はなにをめざしたのですか?〔ほか〕

著者紹介

塩見 鮮一郎 (シオミ センイチロウ)  
1938年、岡山県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)