宝島 HERO’s ISLAND
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2018年6月 |
ISBNコード |
978-4-06-511863-4
(4-06-511863-8) |
税込価格 | 2,035円 |
頁数・縦 | 541P 20cm |
書店レビュー
総合おすすめ度:
全1件
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宝島
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おすすめ度
- ほんのいえ宮脇書店越谷店 (埼玉県越谷市)
北越谷に縁のある直木賞作家が登場した。地元の文教大学キャンパスには“祝!直木賞受賞”の垂れ幕が下がっている。タイトルの「宝島」とは沖縄のこと。戦後1952年から沖縄復帰1972年までの20年間の物語。3人の若者が激動の時代を生き抜いていく。541ページにおよぶ長編すべてに渡ってみなぎる圧倒的な熱量と密度に舌をまいた。あえて多用したと思われる沖縄方言にカナルビがふってあることで、読者をリアルに沖縄の舞台へと引きずり込んでいく。この本は現代に続く沖縄基地問題を正しく理解するうえで必読といえます。あらためて、受賞おめでとうございます。
(2019年2月5日)
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おすすめ度
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商品内容
文学賞情報 |
2018年
第9回
山田風太郎賞受賞 |
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要旨 |
英雄を失った島に、新たな魂が立ち上がる。固い絆で結ばれた三人の幼馴染み、グスク、レイ、ヤマコ。生きるとは走ること、抗うこと、そして想い続けることだった。少年少女は警官になり、教師になり、テロリストになり―同じ夢に向かった。超弩級の才能が放つ、青春と革命の一大叙事詩!! |
おすすめコメント
英雄を失った島に、新たな魂が立ち上がる。固い絆で結ばれた三人の幼馴染み、グスク、レイ、ヤマコ。生きるとは走ること、抗うこと、そして想い続けることだった。少年少女は警官になり、教師になり、テロリストになり―同じ夢に向かった。超弩級の才能が放つ、青春と革命の一大叙事詩!!