ルポ不法移民とトランプの闘い 1100万人が潜む見えないアメリカ
光文社新書 971
出版社名 | 光文社 |
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出版年月 | 2018年10月 |
ISBNコード |
978-4-334-04377-3
(4-334-04377-1) |
税込価格 | 990円 |
頁数・縦 | 383P 18cm |
商品内容
要旨 |
トランプ大統領の就任後、「移民の国」アメリカは様々な形で不法移民への圧力を強めている。強制送還や入国制限で、家族と離れ離れになった者も多い。それでもなお、アメリカを目指す人の波が途絶える気配はない。中南米、アジア、中東、アフリカ…。あらゆる場所からあらゆる事情の人々が、国境という壁を越えてくる。受け入れるか、拒むか、それとも無視か。彼らをめぐってアメリカ社会もまた、ゆれている。はたして、アメリカはこれからも「夢の国」でいられるのか?読売新聞ロサンゼルス特派員が、一五〇人に上る不法移民とその周辺を追いかけた渾身のルポ。 |
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目次 |
第1章 メキシコ国境 |
おすすめコメント
「不法移民を強制送還する」米国のドナルド・トランプ大統領が不法移民対策として繰り返すこの発言は、非人道的な対応だとして国内で批判を浴びることが多い。一方、不法滞在の外国人を本国に帰すという対応の中身を考えると、「当然やるべきことでは?」と思う日本人は少なくないのではないか。法律を守らない外国人の滞在を認めないのは、日本を含む世界中のほとんどの国で行われていることだからだ。本書は、受け入れと排除の歴史を繰り返してきた米国の複雑な移民社会を読み解こうと、日本人記者が移民たちの声を現場で聞きながらまとめた1冊である。米中間選挙に合わせて刊行。