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外国人に正しく伝えたい日本の礼儀作法

光文社新書 984

出版社名 光文社
出版年月 2019年1月
ISBNコード 978-4-334-04390-2
4-334-04390-9
税込価格 924円
頁数・縦 237P 18cm

商品内容

要旨

本書では、小笠原流礼法の宗家が、日本の文化やしきたり、日本人が大切にしている習慣や振る舞いについて、その真の意味から説き起こしながら解説。日本人自身が文化や作法について学びなおし、自信と誇りをもって「日本のこころ」を伝えられるようになることを目指す。

目次

第1章 「清浄」の意識
第2章 神社仏閣(寺社仏閣)での礼儀作法
第3章 日本人のつき合い
第4章 公共の場での礼儀作法
第5章 和食の礼儀作法
第6章 日本人の格好
付録 日本の年中行事

おすすめコメント

訪日外国人観光客数は右肩上がり。東京オリンピックの開催もあるが、資源が乏しい日本は、観光立国を目指し、そのブランディングを考えていく必要がある。日本には四季があり、特にお花見、温泉、雪見、スキーが外国人に人気がある。「おもてなし」という言葉も認知度は上がったが、日本文化の根底に流れる「日本人のこころ」がわからずに、日本の文化を海外の人に伝えられるはずがない。本書では小笠原流礼法の宗家が、外国人にとっての非日常である日本の文化やしきたり、日本人の大切にしている習慣やふるまいの真の意味と理由をいまいちど説き、日本人自身が自信と誇りをもって伝えられるようになることを目指す。

著者紹介

小笠原 敬承斎 (オガサワラ ケイショウサイ)  
東京都生まれ。小笠原忠統前宗家(小笠原惣領家第32世・1996年没)の実姉・小笠原日英尼公の真孫。聖心女子学院卒業後、イギリスに留学。副宗家を経て、’96年に小笠原流礼法宗家に就任。約700年の伝統を誇る小笠原流礼法初の女性宗家となり注目を集める。門下の指導にあたるとともに、各地での講演や研修、執筆活動を通じ、現代生活に応じた礼法の普及に努めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)