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子どもが増えた! 明石市人口増・税収増の自治体経営

光文社新書 992

出版社名 光文社
出版年月 2019年2月
ISBNコード 978-4-334-04398-8
4-334-04398-4
税込価格 1,078円
頁数・縦 346P 18cm

商品内容

要旨

兵庫県明石市は、近年、子育て支援による子ども増・人口増・税収増で注目されている。市が掲げる「子どもを核としたまちづくり」「やさしいまちを明石から」が、聞こえのいいスローガンで終わらないのはなぜか?その要因は?市民・市議会の理解は得られているのか?理屈ではなく実践を積み重ねてきた現市長と元内閣府参与が、自治体関係者、元官僚、研究者などの論客を迎えて多面的に分析する。住模が市長に本音をぶつけるスペシャル座談会も収録。

目次

第1講 人口動態で見る地域の「健康」(藻谷浩介(地域エコノミスト))
第2講 マイノリティが社会発展の鍵を握る(村木厚子(元厚生労働事務次官))
第3講 1%の積み上げで地域は蘇る(藤山浩(持続可能な地域社会総合研究所))
第4講 市民とともに責任を担い合う自治(清原慶子(三鷹市長))
第5講 「転換期」のリーダーに求められるもの(北川正恭(元三重県知事))
第6講 「魚目線」で地域の自然を見る(さかなクン(東京海洋大学名誉博士))

おすすめコメント

明石市はなぜ、若者・子育て世代が流入し、日本で最も成長しているのか? その答えは特別な“秘策”では決してなく、どの自治体でも実現できる等身大の考え方だ。キーワードは「誰もがマイノリティ」「包摂」。現役明石市長と社会活動家が、地方問題の最前線にいる論者と議論し、持続可能な街づくりの要諦を披露する。登場するのは、藻谷浩介氏(50万部『デフレの正体』)、村木厚子氏(勾留経験者の元厚労事務次官)、北川正恭氏(元三重県知事)、藤山浩氏(『田園回帰1%戦略』)、清原慶子氏(現三鷹市長)、さかなクン(明石タコ大使)。そして明石住民が市長に思いをぶつける本音座談会もアリ。

著者紹介

湯浅 誠 (ユアサ マコト)  
1969年東京都生まれ。1990年代よりホームレス支援・生活困窮者支援に従事する。2009年から内閣府参与(〜12年)。法政大学教授(〜19年)
泉 房穂 (イズミ フサホ)  
1963年明石市生まれ。東京大学教育学部卒。NHK、弁護士を経て2003年衆議院議員となり、犯罪被害者基本法などの制定に携わる。11年明石市長就任。全国市長会社会文教委員長。社会福祉士でもある。柔道三段、手話検定二級、明石・タコ検定初代達人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)