愚劣
講談社文庫 う57−33 百万石の留守居役 14
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2019年12月 |
ISBNコード |
978-4-06-518104-1
(4-06-518104-6) |
税込価格 | 726円 |
頁数・縦 | 300P 15cm |
商品内容
要旨 |
将軍綱吉との謁見後も江戸に留まる、百万石の宿老・本多政長の動向を探る者たちがうごめき出す。政長に随伴した数馬は、本多家と吉原の累代からの関わりに驚嘆する。宿老不在の加賀でも、あらたな難題が。急遽たずねてきた越前松平家の重鎮が、予想をはるかに超える要求をつきつけてきた!文庫書下ろし。 |
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おすすめコメント
加賀百万石の留守居役・瀬能数馬は岳父の宿老・本多政長から薫陶を受ける。各藩留守居役との駆け引きを描く好評シリーズ第十四巻目に突入。加賀藩邸の不祥事を咎める評定所に臨んだ百万石の筆頭宿老・本多政長。神君家康の懐刀と言われた本多正信の血筋の登場に、評定所の面々は圧倒され、本多の仇敵、老中大久保忠朝は目を剥いた。留守居役顔負けの舌戦の火ぶたが切られた。数馬も義父・政長を援護するため、江戸城を駆け巡る。そして陪臣の身でありながら、政長が将軍綱吉との謁見を果たした。将軍と政長との間で交わされた話の内容がいっこうに漏れてこない。それを探る各藩留守居役との交渉をめぐり、数馬の周囲は騒然としてくる。大人気シリーズ、第十四巻目