時間はどこから来て、なぜ流れるのか? 最新物理学が解く時空・宇宙・意識の「謎」
ブルーバックス B−2124
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2020年1月 |
ISBNコード |
978-4-06-518463-9
(4-06-518463-0) |
税込価格 | 1,100円 |
頁数・縦 | 233P 18cm |
書籍ダイジェスト配信サービス SERENDIP 厳選書籍 要旨 私たちは、日々当たり前のように、過去・現在・未来という「時間の流れ」を感じている。だが、相対性理論以降の現代物理学によれば、時間は「流れていない」。時間の流れは物理現象ではなく、個々の人間の「意識」が作り出したものだというのだ。では、現代物理学でいう「時間」とは何なのだろうか。本書では、「時間とは何か」「時間は本当に過去から未来へ流れているのか」「時間が経つとはどういう現象なのか」といった古代から学者たちを悩ませてきた謎を、相対性理論、宇宙論、熱力学、神経科学などの成果をもとに解き明かす。「時間は、外部から影響を受けることなく宇宙全域で一様に流れる」というニュートンの時間観は現代では否定されており、時間は流れておらず、「過去から未来への方向性を持った拡がり」という認識が物理学では主流になっているという。著者は1956年生まれで、東京大学大学院博士課程修了、理学博士。専攻は素粒子論(量子色力学)。科学哲学や科学史をはじめ幅広い分野で研究を行っている。 |
商品内容
要旨 |
時間とは何か?時は本当に過去から未来へ流れているのか?「時間が経つ」とはどういう現象なのか?先人たちが思弁を巡らせてきた疑問の扉を、いま、物理学はついに開きつつある。相対性理論、宇宙論、熱力学、量子論、さらには神経科学を見渡し、科学の視座から時間の正体に迫る。 |
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目次 |
はじめに―時の流れとは |
おすすめコメント
「時が経つ」とはどのような現象なのか? 過去から未来へ我々を押し出す、この不思議な流れの正体とは? 物理学が時間の謎に迫る。